NPOどこでもギャラリー 団体概要
NPOどこでもギャラリーは、新人、若手芸術家を、発掘、支援する活動や、広く一般市民を対象に芸術や日本の伝統工芸に接する機会や場所を増やす活動などを行い、もって社会に、文化、芸術の向上に寄与することを目的としています。
絵画や写真などの芸術活動に関する日本の環境は、若手のアーティストにとっては、活動しやすいとは言い難い環境です。
芸術活動は、作品を発表し展示して、広くいろいろな人々にみていただかないとその意味がほとんどないと言っていいと思います。そして、その作品を発表する際に、ギャラリーなどの展示スペースを借りる費用が、アーティストの収入からみて負担が非常に大きいことがネックになっています。
そういった経済的問題のため、発表機会が少なく、あるいは発表できないのが現状です。発表の機会が少ないということは、一般の人が若手アーティストの作品に触れる機会も非常に少ないということです。
展示場所をギャラリーと限定せずに、もっと人の目に触れる場所で展示する、例えば、レストランであったり、病院であったり、老人介護施設であったり。発想を少し変えれば、もっといろいろな所で、いろいろな方法で、展示することは可能でしょう。
それから、日本の伝統工芸が、いろいろなところで失われようとしています。その原因として高齢化と後継者がいないという問題があります。また、情報が少ないために、多くの人、特に若い人が伝統工芸とその価値を知らないということもあります。
我々の団体は、芸術作品や日本の伝統工芸品をきちんと発表できる場所、機会を増やしていき、若手有望アーティストの発掘、育成等、支援していく活動をすることにより、また広く一般市民を対象に芸術に接する機会や場所を増やす活動をしたり、日本の伝統工芸品に再度光をあてる活動をすることにより、公益の増進に寄与していきたいと考えています。
また、他のNPOと連携して活動したり、他のNPOの活動紹介、他のNPOの広報活動の助言や広報活動支援もいたします。